状況は厳しさを増すばかり
2011-07-15
九州の熊本県荒尾市に、荒尾競馬場という1928年創設のとても古い競馬場があります。
荒尾市の人口はわずか5万人ほど。
競馬場のある自治体としてはとても小さなものですが、1996年までは黒字経営を続ける優良競馬場でした。
ところが97年以降は赤字の連続。
累積赤字も16億円に達し、状況は厳しさを増すばかりです。
赤字転落が他の地方競馬場よりも遅かった分、インターネットの導入なども立ち遅れたという面も否めません。
賞金や出走手当金も削られ、全国でもかなり低い水準。
これでは馬主になりたい人も減ってしまいます。
競争馬が不足しているため、冬季は開催していない岩手競馬から競争馬や騎手らを迎え入れるなどの工夫もしています。
荒尾競馬の面白い試みは、レディースジョッキーズシリーズ。
中央と地方の女性騎手を招待してポイントを競います。
いつもは野次を飛ばすおじさんたちも、この日ばかりは鼻の下を伸ばして応援してしまいます。
荒尾競馬場のコースは中央のそれと比べてとても小さく、1周1200mしかありません。
それでも観客スタンドの向こうには有明海が広がり、風向明媚な競馬場として知られています。
内馬場に野球場がある光景などは、地方競馬ならではといえるでしょう。
九州への旅行と兼ねて一度足を運んでいただきたい競馬場です。
もうじき開催の第1回習志野きらっとスプリントもオススメですね。
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